2022年 読んだ本
電車通勤をしなくなってから、すっかり本を読まなくなりました。
僕もご多分に漏れず活字離れです。
何せ、今年の最初に読んだのがコミックですから・・・
知人に借りた「呪術回戦」18巻を半月もかかって読みましたが、歳のせいか今時のコミックの展開になかなかついていけず苦労しました。(笑)
コミックが片付いたら次はエッセイ
岸田奈美さんのエッセイ前作の「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を貸した友人から回ってきた「傘のさし方がわからない」
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから「地政学」という言葉をよく目にするようになりました。
田中孝幸「13歳からの地政学-カイゾクとの地球儀航海」
世界のしくみ、地政学がわかれば、歴史問題の本質、ニュースの裏側、国同士のかけひきが見えてくるというこの本。ほんとにわかりやすく、そうだったのか!と気付かされる事、大切な事がたくさん書かれていました。
ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」
海外翻訳ミステリー
立川志の輔「大河への道」
大好きな志の輔さんの創作落語が映画化、聴いて、観て、読んで!大満足!
広瀬和生「小三治の落語」
敬愛する音楽雑誌編集長で落語評論家の広瀬さんの小三治解説本
大橋裕之「音楽」
これはコミックですが、アマゾンプライムで観たアニメーション映画が、あまりにも衝撃的で素晴らしかったので原作コミックもということで読みました。
小野寺史宣「ひと」
コロッケひとつから始まるハートフルストーリー、じんわりと温かく沁みる物語でした。
逢坂冬馬「同志少女よ敵を撃て」
女性だけの狙撃小隊で描く独ソ戦、実際ソ連には女性スナイパーがいたという事に驚き、彼女らがたどった人生、ドキュメントに近い小説なんだろうと思いました。
八重野統摩「ペンギンは空を見上げる」
NASAのエンジニアになりたい小学六年生のハル君が主人公、自作の風船による宇宙撮影を目指して奮闘する少年の夢と努力の物語・・・・・だけでは普通なんですが、ずーっとなんとなく違和感覚えながら読み進み後半にその訳がわかる仕掛けと、最後の最後にわかるタイトルの意味。グッときました!
以上、コミックやエッセイを除くと読んだ本はわずか。
一番良かった本を一冊あげるとすると、小野寺史宣さんの「ひと」でしょうか。
世知辛い世の中で、慎ましく正直に生きる主人公が素晴らしかった。
で、今読んでるのは小野寺史宣さんの「ひと」に続く「まち」
年内には読み終えそうです。
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