2024年5月に観た映画

毎月、月末はその月に観た映画のまとめ

今月、劇場で観たのは3本

アンドリュー・ヘイ監督の「異人たち」鑑賞

原作は脚本家山田太一の「異人たちの夏」

過去に戻って亡くなった両親に再会するお話

2015年の「さざなみ」2017年の「荒野にて」同様、死と喪失に向き合う事を描いているが、個人的に

は少しだけ再生の希望を見せてくれた前作「荒野にて」の方が良かったな。

ジョンがヨーコと別居してLAで過ごした18ヶ月のドキュメンタリー映画「ジョン・レノン失われた週末」鑑賞。

18ヶ月を一緒に過ごした恋人メイ・パンが語り部。

メイ・パンはジョンとヨーコの個人秘書、それもすごく有能な、ヨーコの希望でジョンと付き合う事になったメイ・パンがジョンを支えた18ヶ月は失われた週末なんかではなかった。

音楽活動も充実してたし音楽仲間との交流、ビートルズのメンバーとも、なりよりシンシアとの息子ジュリアンとの親子の時間を素晴らしいものに出来たのもメイ・パンが居てこそ。

それと、このドキュメントにはビートルズが完全に終わった瞬間も記録されてました。

ディズニー・ワールドで最後にジョンがサインをしてビートルズが終わったんだ。

ボブ・マーリーの音楽伝記「ボブ・マーリーONE LOVE」鑑賞

映画としては少し盛り上がりに欠けた内容ではあったけど宗教的・精神的要素の強いミュージシャンだったのだと再認識。

今聴いても色褪せない彼の音楽は、世界で分断が進む今こそ必要なんだと感じた。