2024年6月に観た映画
毎月、月末はその月に観た映画のまとめ
今月、劇場で観たのは5本
■碁盤斬り
ひとり娘が父のために吉原に身をしずめて50両のお金を工面し大晦日までに返済しないと娘は店に出される・・・
ん?「文七元結」によく似てるなぁと思ったら、元は「柳田格之進」という古典落語の人情噺らしい。
「文七元結」の愛すべき江戸っ子キャラの左官の長兵衛さんに対し、水清ければ魚棲まずと例えられるほど清廉潔白、武士の誇りの塊のような「柳田格之進」
まぁ、どちらも冷静に考えるとあり得ない話なんだけど、映画は演出と脚色と映像で説得力を持たせる。
対して落語は話術だけだもんなぁ。すごいわ!
■トノバン 音楽家加藤和彦とその時代
中1の時、従兄の家で初めて聴いた「あの素晴しい愛をもう一度」は、ギターを手にするきっかけになった曲だったことを思い出した。
音楽、ファッション、料理、すべてに一流を求め続けた加藤和彦。
あらためてスゴイ人だったんだと再認識。
■ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉
ゲーム、アニメ、漫画で人気のウマ娘
僕はアニメのシーズン2でファンになりましたが、ウマ娘が初の映画化!
今回の主役はやんちゃキャラのジャングルポケット。
2001年の東京優駿、ジャパンカップを中心にライバルたちとの切磋琢磨したトレーニング、ほんわかした合宿シーンを織り交ぜながら約100分に詰込んだカタチだな。
■プリンス ビューティフル・ストレンジ
冒頭いきなり「プリンス財団はこの映画といっさい関係ありません」だと・・・
その通り、数々のヒット曲はまったく使われていません。
ミネアポリスの人達や音楽関係者、チャカ・カーンら音楽仲間、ファン達のインタビューで構成されたドキュメント。
よほどのファンでない限りちょっと厳しいんじゃないかな。
途中何度かまぶた重くなるも、ペイズリー・パークの事など貴重な映像もあり、やはり天才だったんだと再認識。
■あんのこと
母親からの虐待、売春、薬物中毒
面倒見の良い刑事と正義感の強いジャーナリストのおかげで立ち直りかけたが、コロナですべてが崩れ、あまりに辛すぎる結末へ。
実話を元にした映画。
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