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幽霊の日

連日の猛暑日

それでは、ヒヤッと怪談噺でも、と言う訳で、今日7月26日は「幽霊の日」なのかと思ったら、そうではなく、「1825年7月26日、江戸三座のひとつ中村座で、四代目鶴屋南北作の歌舞伎『東海道四谷怪談』(通称・四谷怪談)が初めて公演されたことに由来する」のだそうです。

江戸時代の人たちも、夏の暑い夜には怪談噺で少しでもひんやりと感じたかったのでしょうね。

「四谷怪談」は、元禄時代に実際に起きた事件を元に創作された雑司ヶ谷四谷町を舞台とした怪談で歌舞伎の他には三遊亭圓朝の落語が有名です。

夏といえば怪談の季節。 江戸・東京が舞台で、三大怪談とも称されるのが「四谷怪談」「番町皿屋敷」「牡丹(ぼたん)灯籠」


牡丹灯籠は怪談噺部分の「お札はがし」が有名ですが、実際には仇討ちの壮大な物語です。

カランコロンの下駄の音・・・以前、僕が知っていた怪談・牡丹灯籠の「お札はがし」は長くて複雑な人間絵巻のほんの一部分だったんですね。

明治17年、三遊亭圓朝がいまはなき人形町の末広亭で連続15日間おそらく30時間以上にわたって語った「怪談・牡丹灯籠」の内容を立川志の輔さんが前半は人物相関図で解説、後半は落語という二部構成で演じてくれる「志の輔版・牡丹灯籠」

毎年夏に東京下北沢の本多劇場で公演されますが、今年で一旦終止符を打つとの事、今までDVDで楽しんできましたが、今年こそは生の高座で聴いてみたいとチケットを取りました。

今から楽しみです。




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