葛飾北斎
昨夜は、今年初めての熱帯夜、エアコンをかけて寝ました。
沖縄、奄美は、梅雨明けしたようですが、関西はこの後しばらく雨続きの予報、あと半月ぐらいはジメジメ蒸し暑い日が続くのでしょう。
あと三日で今年も折り返し、仕事では今年も葛飾北斎に助けられています。
長野・小布施の北斎館さまは、今年から新アイテムもお取り扱いいただき、ほぼコロナ以前に戻ったような実績を残せています。展覧会では、先日まで浜松市美術館で「北斎展-師と弟子たち」が開催されていました。そして、来月からは夏に竿灯まつりが行われる秋田で北斎漫画展がスタートします。
1986年、当時商品製作の契約をしていたアメリカ・ボストン美術館で北斎の版木が発見され、商品化の仕事にかかわってから37年にもなります。
二年前、お世話になっている社長さんから友人のジャーナリスト千野境子さんが新しく「江戸のジャーナリスト葛飾北斎」という本を出したのでと贈っていただきました。
「千野さんの書く本はいつも難しいけどこれは面白かった、北斎と言えば伊藤さんを思い浮かべたので是非読んで欲しい」と、わざわざ購入してくれた本でした。
仕事でお世話になっている信州小布施の北斎館や岩松院の事がしっかり紹介されていたし、画狂老人卍の北斎と比べたら還暦過ぎなんてまだまだヒヨッコだと元気をもらいました。
この写真の本の下に敷いているのはエルメスのタオル、北斎の波の影響を受けているのかもしれません。
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