TBT・2002年 モネ展
木曜日はTBT「Throwback Thursday(スローバックサーズデー)」の略で、ある年を振り返ります。
先週のTBTで振り返ったのは2001年、テキスタイル商社に転職して一年、新しい会社でミュージアム雑貨事業を軌道に乗せようともがいていた時にいただいたオファー「チャルトリスキ・コレクション展 レオナルド・ダ・ヴィンチ白貂を抱く貴婦人」のハンカチの事を投稿しました。
そして今日振り返るのは、それから一年、2002年順調にひとつひとつ仕事をこなしていた時期です。
一昨日投稿した石崎光瑶「燦雨」風呂敷も2002年の仕事でした。先の事を考えながらというより、商談でいただいた目の前の仕事をなんとかこなしていたという時期でした。
その時のモネ展は2002年2月20日~4月14日まで千葉県佐倉市の川村記念美術館で開催され、オリジナルハンカチを2柄4色カラー分解捺染で製作しました。
4色カラー分解は網点型で捺染するものでインクジェットがまだ主流となっていなかったこの時期、フルカラーを再現するのに利用した技術でオートプリントでは安定したもののハンドプリントでは色がぶれて苦労しました。
この時作った1柄は地元京都のアサヒビール大山崎山荘美術館所蔵の作品で、この仕事がきっかけで新しくお取引することも出来ました。
この当時、この仕事に限らず、ひとつひとつ仕事をこなしていく中で多くの出会いが生まれ後のビジネスの拡がりにつながりました。
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