TBT・2020年 西武大津店の閉店
木曜日はTBT「Throwback Thursday(スローバックサーズデー)」の略で、ある年を振り返ります。
今日、振り返るのは2020年、今から3年前のちょうど今日8月31日に滋賀県県庁所在地、大津市唯一の百貨店、西武百貨店大津店が閉店しました。西武グループ創業者・堤康次郎(つつみやすじろう)氏の出身地・滋賀県に県下初のデパートとして、琵琶湖のほとりに1976年に開業、滋賀県の商業施設の核として地域に愛されました。
僕が滋賀県に越してきたのが1991年なので、29年間のお付き合いになるわけです。その当時は近くの浜大津にOPAもあり、1996年には大津PARCOも開業、バブルの頃の西武百貨店はオシャレなデパートの代表格として、僕も家族でロフトや無印良品をよく利用させてもらいました。しかしバブル崩壊後は百貨店の衰退、そして草津に大型ショッピングモールが開業した影響もあり、残念ながら44年の歴史に幕を下ろしました。
西武大津店へは、僕の住んでいる湖西地域からは車で30分ほど、電車でも乗換が必要なので、デパートへ行くとなると京都までとなるので、実際にはそれほど利用していなかったのかもわかりませんが、そこにいつもあった西武大津店とお隣のPARCO、子供が近くの高校へ通学していたこともあり、利用はしなくても馴染みの深い百貨店だったと、閉店の時には寂しい思いをしました。
西武百貨店といえば、西武池袋本店が今日、百貨店としては61年ぶりのストライキ決行、大きなニュースとなっています。組合が不退転の思いで決行したストライキ、今後会社が如何なることになろうとも「事業の継続」と「雇用の維持」が、守られることを願います。
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