TBT・2021年 モンドリアン展

木曜日はTBT「Throwback Thursday（スローバックサーズデー）」の略で、ある年を振り返ります。

今日、振り返るのは二年前、コロナ禍真っ最中の2021年。

コロナの終息が見えてきて3年ぶりの規制の無いGWを前にした今、ようやく振り返ることが出来ます。

僕が携わっている展覧会グッズ事業においても厳しかったこの3年、コロナが始まった2020年は未知のウイルスへの恐怖、手探りの対応の中、コロナ前から企画されていた展覧会は中止になったり延期になったりしたものの、タイミングよく開催された展覧会はコロナ禍でも頑張った展覧会としてそれなりの実績を残すものもありました。

翌々年の2022年はコロナ禍での開催方法も定着し慣れのようなものもあり、主催者、業者、皆の努力で多くの展覧会がそれなりの実績を残したように思います。

今日振り返る2021年は、完全にコロナ禍の中での一番厳しい一年だったと思います。

そんな中、開催された生誕150年を記念して開催された「モンドリアン展」

2021年3月23日～6月6日にモンドリアンのコレクションも多いSOMPO美術館で開催され、その後7月10日～9月20日に愛知の豊田市美術館へ巡回しました。

モンドリアンを代表する作品をモチーフにテキスタイル、トートバッグ、小風呂敷を作らせて頂きました。

緊急事態宣言で半分近い日数が閉館され、その年のランキングにも入っていない展覧会ですが、リスクのあるグッズ開発が少なくなった時期の数少ないやりがいがあった仕事で強く印象に残っています。