季の詞歳時記「初音」
俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。
裏山の奥に水源初音せり
「初音」とはウグイスの鳴き声のこと
「立春」の次候「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」からは一週間経過、今日2月19日は「雨水」暦では雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となる。農耕の準備が始まり、梅が咲き鶯が鳴き始める頃です。
寒さ厳しい奥吉野でも、山の日陰に残っていた雪がようやく溶け、芽吹きも間近、そろそろウグイスの、鳴き始めのたどたどしい声が聞こえ始めるのでしょう。
僕の実家の裏山には山水が湧きだしているところがあり、ポンプを引き、生活用水として使用していました。
山菜も豊富にあり大きな栗の木もあった裏山、子供の頃には、本当に鬼や狼が住んでいると思い込んで怖かった山でもあります。
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