季の詞歳時記「川涸るる」
俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。
母の俳句を読むようになってから
故郷の風景を意識して読んでいると、ここで生まれ育った母は、まるで吉野の自然と一体となったような人だと感じるようになりました。
川涸るる岩白じろとごろごろと
山村の冬は降雨量が少なく水源が凍り付き川の水は少なくなります。
水量が多く釣り人や川遊びの子どもで賑わっていた川も今は石だけがごろごろとしている風景が目に浮かびます。
写真は冬の川ではなく冬の湖岸
誰も居ない湖の浜辺も石ころがゴロゴロとしています。
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