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季の詞歳時記「年の瀬」

俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。


年の瀬と思えぬ施設談笑に


今年も残すところあと十日、何かと気忙しい、何か忘れていることは無いかとあれこれ思いめぐらす年の瀬、この一年をじっくり振り返る事も忘れずに行いたいです。

街はクリスマスムード、ラジオからもクリスマスソング、明後日はクリスマスイブなんですね。

子供の頃はどうだったか、ちょっと思い出していました。

実家は商売(食堂)していたので、年末は半年ごとのツケ(掛け売り)の集金と年末年始の準備でクリスマスどころでは無かったのでしょう。クリスマスイブは兄弟ふたりで床の間にクリスマスツリーを飾り、こたつでケーキを食べ、翌朝には枕元にお菓子の入った長靴が置かれていました。あれ、なんとか履けないかと、足を突っ込んでましたね。

兄弟が家を出て夫婦二人だけの時も忙しくしていたのだと思います。

父が亡くなり、独り暮らしになった後もタバコの商売と、趣味の俳句で忙しくしていたのだと思います。

今は施設で季節ごとのイベントもしていただき、年末年始の気忙しさも無く楽しく過ごせているのだと思います。



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