季の詞歳時記「春めく」
毎週日曜日のブログは、俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。
山の色川の光も春めけり
我が故郷、遅い春の東吉野も、さすがにGWともなれば山も川も春めいていることでしょう。
山は芽吹きの季節となり、魚の姿も見ることの出来る川は寒さを感じさせません。
実家に帰省する時、通る川沿いに別名「虎太郎桜」と呼ばれる山桜があります。
明治維新の魁、天誅組の吉村虎太郎の名がつけられたこの山桜は毎年GWに満開になります。
今まさにこのような姿でしょう。
毎月、施設の母を訪ねているのですが、4月が忙しく行けませんでした。
施設に入る前も、入ってからも、電話では忙しい僕を気遣い「帰ってこなくていい」と言っていた母、次に面会に行くときはすっかり新緑の時期となっていることでしょう。
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