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季の詞歳時記「曼殊沙華」

毎週日曜日のブログは、俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。


曼殊沙華好みし姉の七回忌


昨年、伯母の七回忌を迎えましたが、コロナ禍で親戚が集まっての法事も無く、施設に入所している母もお参りにも行けませんでした。

その代わりに詠んだ俳句なのでしょうか、村の広報にも掲載されたので従兄もこの俳句を見てくれたようでした。



曼殊沙華、彼岸花、いまだに夏日の続く今年の開花は少し遅いようでお彼岸からは一週間ほど遅れて、ちょうど今の時期に咲き始めています。

彼岸花の生態は、他の植物とちょっと違って、秋に茎が出て開花、花後に葉が地上に出て、他の雑草が枯れる冬に青々と茂り日光を独り占め、他の雑草が出てくる初夏には地上部は枯れ休眠期に入ります。

いつも彼岸の頃に突然花が出てくると思われがちですが、彼岸花なりにしっかりと生き残る戦略あっての事なんですね。



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