季の詞歳時記「秋彼岸」
毎週日曜日のブログは、俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。
子ら遠く在りて亡夫恋ふ秋彼岸
父が2002年8月に亡くなってから21年、それ以来、過疎の村での独り暮らしが続いた母。
ご近所さん達に仲良くしていただき、以前飲食業を営んでいたおかげで、また祖母から受けついだたばこ店を長い間続けていたこともあり、お客さんたちに寄っていただいては、お声をかけていただき、寂しい思いをすることなく2021年5月に施設に入所するまで独り暮らしを続けることが出来ました。
忙しい事を言い訳に、年に1~2回ぐらいしか帰省せずにいた僕たち兄弟、この俳句をみるとちょっと心が痛いですが、俳句をやっていたおかげで父が亡くなった寂しさを紛らわせられたのではと思います。
この写真は、父の墓にいたカエル、お盆の時にいたのと同じカエルかな。
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