季の詞歳時記「終戦日」
俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。
終戦日の川の賑はふ奥吉野
まず「終戦日」「終戦忌」「終戦記念日」「終戦の日」などが季語だとはじめて知りました。
秋の季語になるそうです。
終戦日の8月15日は死者がよみがえってくるというお盆でもあります。
「死」というものを身近に感じる一方で奥吉野の高見川は川遊びに興じる家族連れで賑わいます。
それに伴い不法駐車やゴミの問題などにも地元の人たちはご苦労されているようですが、過疎の村が賑わう夏のひと時です。
お盆が過ぎると川にも秋の風が吹き始め日に日に秋が近付いてきます。
こんなにも厳しい酷暑と言われる夏でも終わってしまう事に一抹の寂しさを感じてしまいます。
僕たちが子どもの頃は、川で遊ぶのは地元の子ども達ばかりで、他所から川遊びに来る人たちは珍しいものでしたが、子どもが少なくなった今は他所の家族ばかりのようです。
写真は55年ほど前、小学校の時の川遊び、雨さえ降らなければほぼ毎日午後になると川へ遊びに行ってました。
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