季の詞歳時記「老鴬」
毎週日曜日のブログは、俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。
老鴬に今朝も元気を貰いけり
老鴬(ロウオウ)は、春を過ぎて夏になっても、さえずっているウグイスの事。
春の鳴き始めのたどたどしい鳴き声に対して、すっかり鳴き方も巧みになり慣れた様子のウグイス。
でも、実際には警戒の鳴き声なのだそう、ということは前にも書いた気がします。
いずれにしても人気の季語のようで、母もよく使っています。
前には、「老鴬や介護施設の朝早し」と詠っていました。
母も施設にもなれて少し元気を感じる余裕がでてきたのでしょうか。
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