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木瓜(ボケ)の花

木瓜紋は日本十代家紋の一つといわれるポピュラーな家紋で、すぐに思い浮かべるのは戦国武将・織田信長の家紋、身近なところでは京都・祇園祭の紋にも使われています。

仕事でも図柄に使用したことが何度かあり馴染み深い感覚があります。

しかし、これはいったい何を模したものなのか?

瓜や胡瓜を切った断面、植物の木瓜(ボケ)の切断面、神社の御簾の周囲にめぐらした帽額(もこう)という布、諸説様々ですが、鳥の巣を模したものという説が正しく巣の中の卵が子孫繁栄につながり好まれたとか・・・僕には胡瓜の切断面が一番しっくり来るのですが、切った胡瓜というのがどうも家紋としてふさわしいのか、ちょっと疑問ではありました。

木瓜(ボケ)の花で良いのではないかとも思いますが、ボケの花も、桜、椿、藤といった華やかで人気の花に比べるとちょっと地味なような気がします。


さて、家紋の話で前置きが長くなりましたが木瓜(ボケ)の花

今春、我が家の庭で開花しました。

叔母が天神さんの縁日で買って育てていた鉢植え

去年、叔母亡き後、僕が引き継ぐ事になり、どんな花を咲かせてくれるのか楽しみにしていたところ、このところの陽気で一気に蕾がふくらみ開花

去年の夏、引き取った時の画像検索では「長寿梅」となってたけど、今日の花で検索すると、95%の確率で「木瓜(ボケ)」と出ました。

あれ?梅だったのでは?と、調べてみると長寿梅は木瓜の一種だとの事。

ボケの花を見たことがあるのか?と聞かれると、意識して見た記憶がまったくありませんでしたので、これがボケの花か!と感慨深い思いもありました。


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